食用油

当店はお客様も私も100才を目指そうという事で商品選びを行い、営業しています。いつも100才、100才と念じていますと、本当に100才まで生きれる気になるから不思議です。「まあ、70才でいいや、85才でいいや」となるとそれなりの歳で逝ってしまいそうです。店は5月23日で満49才、私自身は11月で80才になります。

今回は安全な食用油を売ろうという事で「油売り」です。「油売り」というのは、仕事を怠けて、駄話をしていることで、良いイメージがないのですが、江戸時代に、女性に髪油を売り歩く者が、女性相手に話し込み、商ったという事で、必ずしも怠けている訳ではないようです。お1人お1人に面談での「油売り」をしたいのですが、知識も時間も不足していますので、紙面でのサラッとした「油売り」です。

油脂は三大栄養素の一つで、動物性の脂よりも植物性の油の方が、摂取しても胃腸に優しく、一般的には日本人は植物油を好みますので、植物性の油の話にします。「良い油」は身体の潤滑油になり悪玉コレステロール値を調整したり、脳や神経系の機能を保ったり、エネルギーの素になります。極端に悪い油は身体を酸化させたり、食べると胃や腸に負担がありますが、大抵は、油で調理すると、食品を長く保管しても傷まず、美味しくいただけます。何が良い油と悪い油に区別される、原因なのでしょうか? 今回、オーサワの「玉締め圧搾法・一番搾り・和紙漉し法」という菜種油とごま油のパンフレットを同封致しました。

裏に製造工程の絵が載っています。圧搾しぼりなのです。原始的なしぼり方で手間・暇がかかり、油は搾り切れません。だから、値段は高くなります。日本に圧搾しぼりをする工場はわずかになりました。一方、大手の製油工場は「抽出法」で製油しています。大豆や菜種、ゴマの原料を粉砕して、灯油のようなヘキサンという溶媒に溶かし入れ、高温・高圧でしぼり、後でヘキサンを蒸発させ油をとると言う方法です。装置を設置すると、搾油が99%でき、時間もかかりません。だから安くできます。欠点はヒドロキシィネナール(ヒドロちゃん)という毒性の強い物質ができることです。でも、製油の大手ですから、問題にならない程度に取り除き○の素のサー油、○清のサー油が手頃な値段で手に入ります。このヒドロちゃん、油を200度C以上にするとまた発生すると言われています。

アルツハイマーの原因は、記憶の司令塔・海馬にアミロイドβというゴミが沈着して、神経細胞が委縮して死滅することが通説ですが、どうも、これはおかしいと疑問視する医師が増えているのです。精神病・アルツハイマー・引きこもり・登校拒否等、精神に関する疾患が爆発的に増加しておりアミロイドβだけでは説明がつかなくなっています。疑われているのはヒドロちゃんです。金沢大学脳科学専門医・山嶋医師のアルツハイマー処置は簡単です。ヒドロちゃんが脳に入り、悪さをするのでサラダ油はとるな!です。サラダ油に関しては他に、水素添加によるトランス脂肪酸の問題もあり要注意です。抽出法は高温高圧をかけるので油がすでにへタつているのです。

分かったような、分からなかったような説明になりましたが、シッカリした材料を使い、伝統的な製法で作った油・オーサワの油を、火加減を高温にして調理しなければヒドロちゃんも出なく、アルツハイマーでボケる心配はありません。健康は食生活が大きな要素になります安心な食品を使い、100才を目指しましょう。            

参考 サラダ油をやめれば認知症にならない  山嶋哲盛著

          

 

 

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