農薬

人口が増加してきますと、「もっと食料の生産性を上げたい、外観が良くて美味しい農作物を食べたい」となります。食料になる植物の生育や生産を阻害するのが雑草・害虫・土壌菌です。人間が美味しい食べ物は害虫にも美味しいエサで、一般的には雑草は強く、食べ物を作る植物はひ弱です。だから、農家の方々は手作業で、あるいは除草剤や殺虫剤を使用して、毎日、努力しています。この除草剤や殺虫剤は化学薬の毒物ですから、使用する農家の方々にも害があり、命がけで、散布していた時もありました。有機リン農薬です。

ところが、30年ほど前から、有機リン系農薬ほど中毒の危険性が少なく、散布した後の残留性も期間が短いという、無臭・無色のネオニコチノイド系(通称ネオニコ)農薬が使われ始めました。ネオニコは害虫の神経伝達を阻害することで殺虫効果がでます。適用できる害虫の種類は多くカメムシ・ウンカ・ヨコバイ・カイガラムシ・コナジラミ・アブラムシ等、水田の稲ばかりでなく、野菜や果物を作る畑や樹木に、またシロアリ退治の縁の下に使われます。ホームセンターにはネオニコ農薬が山のように並んでいます。「便利な世の中になつたな~」と喜んでいると、農薬の害ではないかと言うようなことが指摘される事態になっています。

「便利な世の中になつたな~」と喜んでいると、農薬の害ではないかと言うようなことが指摘されるようになりました。                                    ①春の田植え時期にカエルの合唱が聞こえない。タニシも見当たらない。            ②稲穂の垂れる秋に、赤とんぼが見えない。                         ③ミツバチがあちこちで全滅する。

環境面だけではなく、農薬が人間にも影響しているのでは?という恐ろしい指摘もあります。  ①子供への影響が懸念されています。自閉症、多動性障害、先天性異常、アトピー、アレルギー等です。今は、10人に一人が学校に適応できないとか。                     ②最近は精神疾患者が多くなっており、お医者さんにかかっても中々治らない。原因として農薬が疑われています。近所の職場に勤めているお客様・女性は電車内に精神異常者らしき人がおるようで通勤が怖いと言います。昂じると社会不安の原因ではないでしょうか。              ③コロナという感染症が約3年間世界中を駆け巡りました。「日頃、農薬などで、身体の免疫や栄養が使われているので、コロナという異物のウィルスが入った時、免疫が発揮できなく、重症化する」と言う医師がいます。(泉大津市の健康セミナー動画より)

農薬摂取を少なくするには                             家庭菜園で無農薬野菜を作る。苗床も種も消毒されていますがスーパーに並んだ野菜を購入するよ  り断然に安心です。                                                                              消費者運動の農薬反対に期待する。消費者運動に期待したいのですが、20~30年前に比べて消費者運動をしている団体は数も規模もかなり衰退しており、唯一成功しているのが物販の各生協。反農薬の声を大きくして欲しいところです。                           国民の命を守るのが主任務である、国や環境省に期待したいのですが、まだ本気で取り組んでいるようには見えません。

となると結局は 「自分の身体は自分で守る」という自衛しかありません。       店の農薬に対する対処方針                    太陽と雲と植物をイメージしたマーク

  • 野菜はできるだけ有機JAS製品を揃える。
  • ビタミン・ミネラル・食物繊維の豊富な無農薬発芽酵素玄米を召し上がっていただく啓発運動で、添加物や農薬が身体から速やかに排出する健康な身体つくりを提案し続けます。 上記の食材を食べ、お客様と共に100才を目指したいと思っています。

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