鶏インフルエンザ

店主のコラム

2023年も2022年に引き続き、国際的にはロシアによるウクライナ侵略は長引きそう、米中の対立もすぐには解決しそうもない、国内的にはコロナはなかなか収束しない、旧統一教会問題をどう解決するのか、物価の値上がりをどう抑えるか、少子高齢化対策の目途は?収入を増加させるには?これらが相互に関連しながら過疎になった商店街、個人店の落ち込みにつながっていきます。しかし、嘆いてばかりでは解決になりません。良い食品を食べて、健康を維持して、難局を乗り越え、明日は幸せな日々になるという希望を持ちましょう。

年末には共同購入組織・○○の「契約している養鶏場に”鶏インフルエンザ”が発生し、卵が配送されなったので」というお客様が数人来店され、当店の有精卵を購入していきました。鶏インフルエンザというのはインフルエンザウイルスを持った渡り鳥が、鶏小屋に近づきエサを求め、鶏にウイルスを感染させることにより発生します。渡り鳥は感染しても死亡する鳥はほんのわずかだそうです。でも、過密飼いで産卵機械の様になっているゲージに飼われている鶏は、身動きも自由にならないので運動不足の不健康な集団ですから、一羽に感染するとバタバタと隣に感染し、アッと言う間に次々と死亡していきます。免疫力がないのです。そして、近くの養鶏場にも発生すると○Km以内の養鶏は、全て殺処分という動物虐待のムゴイ事になります。

鶏インフルエンザはウイルスですからコロナウイルスと同様に、自分自身で増殖するのではなく、感染したところで増殖します。抗生物質は効きません。ワクチンも飲み薬もあるのですが、病気の鶏が永く生存していると、人間が不安になるので全部、殺処分です。幸いなことに高原性インフルエンザに罹った鶏の肉や卵を人間が食べても人間には感染しないとの事です。70度Cくらいでウィルスは死滅するようなので、避けるのは卵かけごはん位でしょうか。

鶏でも免疫力が問題なのです。人間様は身体に良い食品をとりましょう。当店には有精卵だけでなく、玄米スープという商品も取り扱っています。玄米スープには、何千キロも旅する渡り鳥のエネギー源オクタコサノール(玄米のエキス)が入っています。シジミスープは国産のしじみをが材料です。豆腐は国産の大豆で消泡剤も使わず作っています。良い食品を使えばコロナやインフルエンザも平気の平左です。

コロナの巣ごもりで外食が出来ないので、食事の持ち帰りがクローズアップされました。「うまい、早い、安い、手軽に」という事で1位はハンバーガーでした。マクドナルドが業績を上げました。でもこれは、アメリカ人の食事です。堤 未果という食品ジャーナリストが「食が壊れる」という本で述べています。彼女はアメリカに留学して13年間、ファストフードや超加工食品のアメリカ的食生活を続けました。すると、消化器に深刻な障害が出、食べても食べても瘦せる、加えて腹痛に苦しめられました。病院の胃腸薬も、漢方も、ハーブも、いいと思われることは全て行ったが駄目だったようです。慶応病院に行ったところ「あなたの病気は安倍元総理の病気と同じです。一生直りません」と言われたそうです。ワラをも掴む思いで、医師の指導で薬を使わず徹底した腸内蘇生治療(+発酵食を実行したところ、あれほど悩まされていた症状がピタリと止まったと書いています。でも、まあ、巣ごもりで、たまにハンバーガーを食べるのは良しとするのが常識なのかも…

1月8日(日)のニュースにはエーザイという日本の薬品会社がアメリカでアルツハイマー新薬の暫定承認を得たと報じられました。日本の医学・薬学んの素晴らしい快挙です。しかしながら、国民健康保険で年間100万~200万円もの高度医療費を65才以上の年配者皆が使うわけにもいかないので、脳内の異常なタンパク質アミロイドβを蓄積させないよう食事を改善する、血流改善をする、運動を行う等の薬以外の改善策が「一般庶民の知恵の出し処」だと思いました。

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