長寿になる方法

一時“きんは100才、ぎんも100才”と言うコマーシャルが人気沸騰でした。お二人は107才と108才で亡くなりましたがお子様も長寿のようです。長寿の家系は長寿のようで、親の1人が長寿であれば子供も長寿になる可能性が高いようです。だが、長寿は遺伝かな?と考えて調査しても、はっきり明確には出てこないようです。現時点で、はっきりしているのは、長寿者の血管を大動脈の硬さや、血管が狭くなっていないかを調べる検査、血管年齢検査で調べると実年齢よりも10~30才若い事です。動脈硬化を予防することが長寿の秘訣なのです。健康な血管はゴムでできたチューブの様に、しなやかで弾力があります。だが、脂肪を摂り過ぎたり、体内のコレステロールの合成が増えたりすると、これらの脂肪が動脈の内側にしみこんで、少しずつ蓄積します。動脈の壁が厚くなるにつれて、血液の流れが悪くなります。これに対して善玉コレステロール(HDL)は余分なコレステロールを引き抜いて肝臓に運びます。

現在、こういう遺伝子を持っていれば長生きするという長寿遺伝子は発見されていませんが、何が老化を起こすかについては少し手掛かりがあります。1999年にアメリカの学者がサーチュインと呼ばれる遺伝子グループに、寿命を伸ばす効果があると提唱しました。この遺伝子は普段は眠っているのですが、カロリーを制限するとオンになり、働きます。ネズミの実験では、30~40%カロリーを減らすと寿命は1.5倍伸びるそうです。だから、ジャーナリストの船瀬俊介先生は「たべなきゃなおる!糖尿病」という本を書いています。しかし、極端にカロリー制限をすると、栄養不良で骨折したり、寝たきりになったり、生活習慣病が進行したりします。何かいい方法はないかと話題になったのが、赤ワインのポリフェノールや糖尿病の薬インシュリン、血糖降下剤などです。しかしながら、これが本物だと言う定説は出ていません。

ところが正解は意外なところにありました。カロリー制限だけでなく、運動を通じてカロリーを消費しても、長寿に関するサーチュイン遺伝子が活発に働くことが明らかになったのです。しかも運動をすると骨も筋肉も血管も丈夫になるのです。「腹8分目と運動」と言う昔からの言い伝えに行き着いたのです。「運動」と言っても散歩で十分のようですすごく簡単で、貧乏人でもお金持ちでも、すぐに実行できます。「腹8分目と運動」で人生100年を健やかに過ごしましょう                             参考 奥田昌子著 「長寿の習慣」