今回も如何にすれば、100才まで、皆様と一緒に、健康で長生きができるかを思いながら書いています。今の病気の9割近くは生活習慣病と言われ、食事や生活習慣を変えれば治ると言われています。ところが、調子が悪いと“病院へ行こう”の大合唱が通例です。でも、お医者さんから食事や生活習慣を聞かれることは稀で、すぐに薬を出され“様子を見ましょう”になります。1週間、2週間後に再び通院して、少し良くなれば、“今の薬を続けましょう”となり、悪くなれば“薬を変えましょう”あるいは“大病院へ行って下さい”となります。という様な事が多いので、日本の社会保障費を含めた医療費は鰻のぼりになり、国家予算の半分位。政治家もマスコミもコントロールが出来なくなっています。
だが、健康や病気に対して、病院や医者が万全ではなく、その他の要素もありそうだという事実がチョコチョコと出てきています。その例として
① 夕張市は炭鉱が閉ざされ、じりじりと人口が減り、その結果、財政破綻になり、病院機能を縮小したところ、健康被害が出るとの予想に反して、老人の健康寿命が伸びました。そして、順調に債務を返済しています。このような快挙に携わった、東京都庁の職員で夕張に出向していた鈴木直道さん、今では最年少の北海道知事になりました。母子家庭育ちで、苦労して夜間大学を出た方です。
② 今の病気は生活習慣病が大部分なので、生活習慣を正せば、病気にならないし、病気が治るのです。でも、実際は、食事や睡眠・運動・仕事の量や質を無関係にして、薬による治療が大部分なので、治癒よりも副作用が前面に出る場合が多々あります。だから
「米国では死因の1位はガンや心疾患ではなく、医原病だ!」という米国医師がいます。
そして、次の様な話がもっともらしく聞こえます。
③ ・コレステロールを下げたためガンになりました。
・コレステロールを下げたため感染症にかかりました。
・血圧を下げる薬が脳梗塞の原因になっています。
・血圧を下げてボケが進行しました。
・糖尿病になり、血糖値を下げているのに、合併症を防ぐことができませんでした。
日本の平均的な寿命、男性81才、女性84才を超えるには病気にならないことです。
“食べて、動いて、寝れる”のが一番です。
難病になって、おさらばする人は寝る間も惜しんで働き、遊び、
たらふく食べて、酒を飲むを繰り返す人達です。
スーッと消える様に、おさらばする人は貧乏か、ケチな方で
栄養不良になり、細胞の新陳代謝が出来ない方です。いずれも短命です。
これに反し、長寿の理想的な方がいらっしゃいます。今度、一万円札に載る渋沢栄一という方です。深谷市で生まれ、晩年は川越で生活を送りました。「時の鐘」の再建にもかかわっています。
偉大な実業家で、関与した企業は第一国立銀行、東京ガス、帝国ホテル、東京証券取引所、キリンビール、札幌ビール、王子製紙、東急、東洋紡等500社以上となります。
渋沢栄一の晩年の日常生活と健康を東大の医学部教授が書いています。
第一は普段の仕事です。1日に15時間仕事をしていました。
第二は節制です。仕事が無理になり過度にならないようにしていました。
性格は春がすみのような笑顔で、快活に愉快に過ごしていたようです。
酒は飲まぬ、タバコは40才頃止めました。
食べ物はえり好みしない。
時間があれば経書(四書五経)を読む。
起床は6時から7時。就寝は10時から11時と規則正しく
栄養に配慮した食生活を心掛けていました。
90才の時の食事は
朝食:パン五片(半斤の2/3) 鶏卵2個(半熟)オートミール一合(牛乳一合)コーヒー一杯
果物
中食:3年前から廃止、たまにスープをとる
夕食:午後6時~7時
飯二椀、吸物一椀、魚一皿(塩焼、煮魚、刺身、酢の物、あるいはてんぷら、肉類は稀に用いられる)野菜一皿(ナス、大根、サトイモ等)果物
江戸時代の1840年に生まれ、明治、大正、昭和を生き抜き、昭和6年に91才9カ月でお亡くな
りしましたので、この時代の通常の方の倍は生きたのではないでしょうか。
当店は食事と運動とサプリメント(ビタミンやミネラル等)で長寿の100才を目指したいと
いつも提案しています。農薬や添加物の無い自然食品を食べて、適度の運動をして不足の栄養素を
サプリメントで補えば、極端な健康法を実施しなくとも、誰でもが病気にならずに健康で100才に
楽々と到達できると信じています。
昨年の6月頃、私は毎日「疲れたな……」と感じていました。
そのころ、鉄剤VORの開発者Miko小林さんから血液のお話を聞きました。血液は鉄とたんぱ
く質で構成されているというお話です。それから毎日、6粒の鉄剤VORとたんぱく質の多い
大豆、魚、卵、肉を適量摂るよう心掛けています。「ふぅ…疲れた…」と感じる時もありますが
顕著に効果があったのは血圧です。上が150前後でしたが、最近は130台前半です。15~20下がっています。「血圧は減塩よりも毛細血管を作るたんぱく質が大事である」という三石巖先生の理論が的中しています。
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