油・脂を断つ

2021年6月15日

4月の下旬に、配達から帰ると、狭山から来店されたAさんが自転車に、お買い上げになった野菜を積み込んでいました。“こんにちは、いつもありがとうございます”と挨拶をすると“実は先週、1週間かけて、お袋の脳梗塞を直すため九州の福岡に行ってきました。図書館で「食事で脳梗塞が治る」という本を見つけて、「歩くだけでもふらつくお袋が、薬だけで直るのかな?食事で直ればいいなぁ……」という思いを持って、九州に出かけ、診察を受け、アドバイスを受けたようです。結果、直りそうだという確信を得たらしく冗舌でした。

健康を考えるには血液や血管の状態が大事な要素の一つになりますので、今回はAさんからの情報・真島康夫博士の「脳梗塞・心筋梗塞・高血圧は油が原因」(幻冬舎)という本を参考にしながら、まずは、白血球の一種のマクロファージの機能説明です。マクロファージは生体内をアメーバー様に運動する食細胞で、死んだ細胞やその破片、体内に生じた変性物質や侵入した細菌・ウイルスなどの異物を捕食して消化する清掃屋の役割を果たしています。だから、少々のガン細胞やコロナウイルスはマクロファージという身体の警察官が退治してくれます。病になっても、自分の免疫力を信じましょう。

突然死を招く心筋梗塞や脳梗塞は「血管が詰まる」ことで起こります。元凶は動脈硬化です。現在の定説では動脈硬化は「血管壁に悪玉コレステロールが粥状の塊(プラーク)となってへばりついているので発症する」と言われていました。加えて、このコレステロールは減らすことができず、薬でコントロールする以外にないというのです。また、薬の中には血管壁まで溶かす問題薬もありますので、先々厳しい状況が予想されます。

ところが、真島医学博士はこのプラークは油と脂の細かい粒が堆積したもので、全ての油と脂を制限して、昔のような野菜中心の田舎料理を食べ続けると脳梗塞や心筋梗塞・高血圧が直るという新説です。塩分やコレステロールが動脈硬化の原因ではなく、油・脂の制限と野菜中心の田舎料理で、マクロファージを活性化させると柔らかいプラークは一年で薄くなり、石灰化されたプラークも数年で効果が出るようです。実行すると四肢不全、言語障害、突然死に脅えることがなくなりますと書いてあります。8か所の血管エコーの画像が、60例くらい「脳梗塞 真島康夫」検索で、スマホにて確認できます。著書は川越市西図書館に蔵書されているようです。勿論、アマゾンに注文すれば翌日には入手できます。

私も首がうまく回らなく・凝っているので、連休中の三日間、油・脂を断って野菜中心の田舎料理を実行しました。かなり、楽になりました。「首が回らないのは商売が悪いからだろう」という声も聞こえて来そうですが、「浮かび上がったり、沈んだりですが、この5月で何とか当店も開業46年目を迎えることが出来ました。これも皆様のお陰です」。特に、今回、費用も時間もかかるのに1週間もかけて、お母さんの病気直しの為に、九州まで行ったAさんの親孝行には感激しました。Aさんのような方々に応援していただいていますのでこれからも頑張ります。