「情報過多

こんな話を聞いたことはありませんか?                           *糖尿病だから炭水化物の多いご飯は摂りません。糖質ゼロ食をしています。          *パンを食べると腸が悪くなる。頭がモヤモヤする。セリアック病になる。            グルテン・フリーをして います。なんだか調子が良さそう。                 *肉を食べるとガンになる。食の欧風化がガンの多発化要因だ!*脂質異常症と言われたので、お肉の脂はカット、卵も控えています。                             *ジャガイモは陰性(カリューム過多)だから食べません。芋は茎の変形したもので食べると冷える                                           *バナナは南方の食べ物で、身体を冷やすから食べない。                   *大豆アレルギーなので、大豆製品を食べると、皮膚のアレルギーだけではなく、口が荒れたり、  頭が痛くなったり、お腹が痛くなったりします。

悪者は何でしょうか?                               米が悪い、麦が悪い、大豆が悪い、ジャガイモが悪い、肉や卵が悪い、野菜や果物が悪い、魚は汚染されている・・・・となると一体、何を食べれば良いのでしょうか? 「米を食べると糖尿病になる、麦を食べるとセリアック病になる、大豆はアレルギーの原因です」というのは本当でしょうか? 本当なら、栄養大学や農業大学、各種医療大学の先生方が、眼の色を変えて追試をして、対策を提案するはずです。極々稀な話を、大きくしているのは、ツイッター、ユーチューブ、本を出版した人たちです。針小棒大な話をして情報公害をまき散らしています。

例1 食パン                                       グルテンの含む小麦から作られるパンなのですが、日本では55%の方が朝食にパンを食べています。グルテンのネバネバで腸に穴が開いたり、頭が痛くなる人が出ると、小林製薬の紅麹以上に大問題になります。そんな報道は現在、テレビでも新聞でも、全然ありません。             例2 お肉                                        肉を沢山食べるとガンが多くなるという話も?です。アメリカ人は日本人の3倍以上肉類を食べているのですが、ガンの発生率は、日米共にほぼ変わらない数値です。日本は675年に天武天皇が肉食禁止令を発令し、普段は肉を食べず、極たまに武士や農民が、鳥やイノシシを捕まえ食べる程度でしたが、明治4年に西洋に見習ったのか、明治天皇の英断で肉食禁止令が廃止されました。結果として、たんぱく質の摂取量が多くなり、だんだんと寿命が延び、今では世界一の長寿国になった結果の一要素になつています。                       

安心な食物による栄養バランスが美と健康を増進する基本です             天然鉄剤VORを開発したミコ小林さんのお話をご紹介いたします。考えさせられる文です。

2010年に、天然鉄サプリメントのプロデュースに関わったきつかけは、長女が17才で潰瘍性大腸炎の難病に、次女が11才で体と心を不調に,夫が突発生難聴に、私が重度の更年期障害に陥ったことでした。情感に惑わされ、鉄分を含む牛肉やレバーなどを食べないようにし、玄米や野菜を多く取る食生活をしたことがありました。家族全員の栄養バランスが崩れたため、成長期の娘たちの体はアッという間に壊れ、中高年者の私たち夫婦の体も壊れたのです。                  その後、私たちは牛肉やレバーを食べて鉄分を補給しながらバランスの良い食事を取り、健康の回復を試みましたが、毎日のようにそれらを食べたくないという家族の不満も募ったため、私は不足分の鉄分を鉄サプリで補おうと考えて天然のサプリの研究を始めました。

「食事は糖質、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランス良く取りましょう」というのが基本なのですが、このバランスが崩れ、病気になったほんの一握りの方をツイッター・ユーチューブ・書籍等でグローズアップさせ、情報操作されているのが「ご飯を食べると糖尿病になる、パンを食べると腸に穴が開く」という説で大多数の方々には無関係ではないかというのが乾物屋の親父の素人考えです。情報過多に惑わされないようにしましょう。

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