目指せ100才

「自分もお客様も100才まで健康で、長生きをしょう」というのが店の目標です。100才と簡単に言っていますが、23年の日本の平均寿命は、男81才、女87才ですから100才を達成するには容易なことではありません。今回の紹介は、ジャンヌ・カルマン。人類史上、最も長生きしたとされる人物で、フランス・アルル(南仏プロヴァンス地方)出身の女性です。彼女の寿命は驚異的で、122歳164日(1875/2/21~1997/8/4)まで生きたと公式に認定されています。参考になれば、幸いです。

以下、彼女の人物像や生涯について簡単にご紹介します。
🌞 ライフスタイルの特徴
年令  習慣・特徴
85才    まだフェンシングをしていた
100才   自転車に乗つて買い物をしていた
110才以降 自立して生活し、新聞を読むなど知的活動も続けていた
毎日    時間を決めて起き、昼寝も取り入れ、規則正しい生活をしていた
「私は何も急がないの。急いでも、人生は待ってくれないから。」

 食生活の特徴
・赤ワイン:ほぼ毎日グラス1杯飲んでいた(フランス南部らしい習慣)
・オリーブオイル:肌や料理に使うだけでなく、自分で飲んでいたとも
・チョコレート:週に最大1kg食べていた(ダークチョコ)
・肉や魚も適量食べていたが、バランスの良い食事を好んだ
。果物・野菜:季節のものを取り入れていた
🍷「赤ワインとチョコレートが私の元気のもとよ。」
🚬 タバコについて 若い頃から喫煙者だったが、本数は少なかった
・医師に勧められて117歳で完全にやめた(当時、ライターの火が怖くなったのが理由)

🧑‍🤝‍🧑 結婚と家族
・1896年(21歳):ファルナン・カルマンと結婚(裕福な商人)
・子どもは1人(娘・イヴォンヌ):1925年に肺炎で他界(36歳)
・孫もいたが、事故で早く亡くなっている

家族との関係
夫とは仲が良く、「私は結婚で一度も働かずに済んだ」と冗談を言っていた
・娘と孫に先立たれるという悲しい経験もしているが、「それでも私は生きる」と語っていた

💬 性格的な特徴
・とにかくポジティブで楽天的   ・ ユーモアに富み、ジョークをよく言う
・どんな質問にも丁寧に答えるが、嫌なことは引きずらない
・インタビューでも「人生を楽しむことが一番」と語っていた

  • 晩年の生活
  • 114歳から介護施設に入所(アルル市内)
  • 最期の数年は車椅子生活だったが、意識は明晰で、記憶力も非常に良好だった
  • テレビや新聞など、情報には関心を持ち続けていた

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