私は、当店の品物を愛用してくださるお客様が健康で長生きをして欲しいと願いながら商いをしています。当店の品物を購入される年配の方は、生来、虚弱な方や、一度健康を害された方が多く、長生きというのは遠い目標ですが、それでもなお、当店のお客様には100才以上を目指して欲しいと、思っています。健康で長生きの阻害要因一つがの遺伝子組み換え食品です。ここ20年位の間に広がりつつあります。
日本は吉田茂首相が自由陣営と単独講和を結んだ時から、政治的にも、経済的にもアメリカべったりになりました。アメリカべったりの中で、70年間、何とか戦争もなく、平和で、経済発展をしたのですが先進国と言われるアメリカでも、日本よりも弱い面があります。
その一つがアメリカの平均寿命です。アメリカの平均寿命は日本よりも約5才低く、79才位です。しかも、世界の平均寿命が少しずつ伸びているのに、アメリカはここ3年、少しずつ短命になっているのです。原因として疑われている要因の一つが“遺伝子組み換え農産物とそれに付随する農薬”なのです。アメリカの農産物の92%は遺伝子組み換え農産物になっています。
遺伝子組み換えの種子とそれに付随する農薬を用いて、食料による世界制覇を狙っています。その格好のターゲットが日本なのです。「食料を買わなければ、自動車を買わないよ!」と日本を脅すのです。日本中の農産品の生産額は約8兆円。自動車はトヨタだけでも1年の生産額は30兆円。ホンダ、日産、スズキ、スバル等を合わせると自動車の生産額は農産品の10倍以上になります。「アメリカの農産品を買いますから日本が輸出する自動車の関税を低くして下さい」となるのです。日本の農家の平均年齢は76才の後期高齢者。しかも、農業をしても生活が成り立たないので、新規就農の若者は僅かです。平均年齢76才のお年寄りはいずれ引退するので強い反対はありません。こうして、アメリカの遺伝子組み換え作物は、ドンドンと日本に入り、自給率37%はますます下がると危惧されます。大きなリスクは気候変動により、食料がひっ迫すると、日本人は飢えてしまいます。
食料がひっ迫しない平常状態においても、遺伝子組み換え農産物は問題があります。例えば、輸入穀物の70%を占めるトウモロコシです。遺伝子組み換えのトウモロコシに虫がついて、食べますと、虫が死ぬが人間には大丈夫という遺伝子を組み込んでいます。害虫の腸に穴が開いて死ぬそうです。このトウモロコシが日本のニワトリや豚、牛のエサになるのです。リーキーガット(腸もれ)という腸の悪い病気がアメリカでも日本でも増加しているのに、本当に大丈夫なのでしょうか?
遺伝子組み換えの小麦はグリホサートという農薬に強く、雑草は枯らすが小麦には大丈夫という遺伝子を組み込んでいます。だから、輸入小麦粉を使ったパンでは全てグリホサートという農薬が検出されています。
大豆もまたオレイン酸を多く含む遺伝子組み換え大豆や、農薬に強い遺伝子組み換え大豆が開発され、油や醤油、豆腐の原料になっています。
このため、アメリカはガンが少し減っているが遺伝子組み換え食品により糖尿病や、精神異常者、認知症患者が増加し、寿命が短くなっていると推定されます。だから「遺伝子組み換え食品には不都合がある」と遺伝子組み換えを推進している会社に訴訟が殺到しています。その原告訴訟数は、昨年で約1万8400人という多数です。
長生きをする対策は
遺伝子組み換え食品を避けて、国産の小麦粉を使ったパンや、国産大豆を使った醤油・味噌、遺伝子組み換え飼料を使わない鶏肉や卵、豚肉を、草を食べさせている牛の牛乳や牛肉を使うことです。また、子供を守るため、川越市の学校給食には有機野菜を使いたいものです。(先月、川越市議会で、某市会議員が、私の知る限り初めて、その様な要望質問を市当局にしたようです)
健康で長生きするには、まずは遺伝子組み換え、農薬、合成添加物を避けて、できるだけ自然の食材をそのままたべましょう。目に見える“真っ赤な福神漬けを使ったカレーライスは食べたくない”と意思表示できるのですが、目に見えない遺伝子組み換え食品はシッカリ分別できるように法整備して欲しいものです。
参考資料 “子供の病気は食事で治す” 医学博士内山葉子先生講演集
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