健康が一番

大橋自然食は店の目標としてお客様も自分も‘100才まで健康に生きよう”という事を掲げて営業しております。人間の寿命は120才位まであると言われており、長寿の方は120才を超える方もいらっしゃいます。日本人の平均寿命は2010年で、男性は81.64才、女性は87.74才なので、少しずつ100才に近づいています。100才というのは、120才寿命の9掛けが96才、約100才なのです。100年人生といわれています。50才になっても、まだ人生の半分なのです。山あり谷ありですが健康で100才の人生を全うしたいものです。

最近、偶然に、ユーチューブで「フライパンが危ない」という動画を見つけました。テフロンを張り付けたフライパンも危ないのですが、実際の動画は大阪・摂津の町工場から漏れ続けていたテフロンの原料PFOAが地下水を汚染し、この地下水を使って、家庭菜園に水を補給し、育った野菜を食べ続けた人達が、ガンになった、妊婦さんは流産したという告発です。この話を聞きながら、日本全国、いや世界で、毎日使われている農薬はもっと悪影響を及ぼしており、腎臓や肝臓を傷めつけ、免疫力を下げているので、コロナ感染者が減少しないのではないかと考えているからです。

人生100才に、健康な状態で到達するには、身体を養う食品が大事であるという信念から、当店の販売食品は無添加・無農薬を「売り」にしています。この無農薬・無添加というのがまた、難しいのです。一例を上げます。無農薬で野菜を栽培しますと、土を殺菌剤で消毒していませんのでキャベツや大根・ジャガイモに黒心(芯)病といって黒いスジが付く野菜が見つかる場合があります。料理する時に見つけて取り除けるのですが、食べても害はないということになっています。今年は異常気象のせいか、この黒心病を指摘されたのが当店でも、春先に、3件もありました。

玉ねぎ、ジャガイモは昨年、北海道が不作で、今年も不足気味。だから、値段が高い。ヤシ油は人口の多い中国が、昨年、食料として大量に買い占めたので、他の油が足りなくなり10~20%値上がりしています。加えて、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻があり、小麦・ガス・石油が不足になりパンや電気代がドーンと上がっています。そして、今、食品は入荷する度に、3~8%上がっています。理由は輸送費が上がりました、飼料が高騰しています、包材が上がりました等です。今日、7月2日(土)も、中村屋フードアクトの肉類が入荷しました。お客さんは閑散なのですが、レジスターの値段変更に追われています。5%値上がりすれば、計算上は、売り上げが5%上がるのですが、実際は、お客様が値上げに納得せず、5%値上がりしますと20%位のお客様が離れていき、売り上げが下がり、青息吐息になります。

愚痴っても前に進みません。そこで、今月は1週間のセールを計画しました。特別価格も、沢山揃えました。世の中、気に障ることも多いのですが、食べ物で健康を維持・増進して、あなたの健康な身体が、物価高や戦争の影響という当面の壁を乗り越える原動力になるのです。健康が一番です。健康であれば83才になっても、堀江さんは、太平洋をヨットで横断しました。五体不満足でも、参議院選挙に立候補しておる方もいます。それぞれの立場で、健康な身体を維持しましょう。

 

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