お粥の効用

お粥というと七草粥を思い浮かべます。これは中国から伝わった習慣で1月7日には7種類の若菜の入った汁物を食べ、無病息災や立身出世を願ったとされています。現在は、お正月の美味しい物を食べて疲れた胃腸を、七草粥を食べて、休めるという事で、皆様のお家でも、習慣になっているのではないでしょうか。また、お粥は病気になった時の食べ物と思っていたのですが、禅寺の修行僧の朝食は、お粥が定番です。しかも、精進料理という事で、動物性たんぱく質はゼロ、ニオイの強いニラやニンニク、ラッキョウは食べない、カロリーは1000~1200カロリーと最低、それでも、お坊さんが職業としては一番の長生きだそうです。平均寿命が40才と言われたころ、法然上人80才、親鸞聖人85才、栄西禅師75才、一休禅師88才です。

お粥はなぜ身体によいのでしょうか? お粥は消化が良く、食べ過ぎになる ことがありません。だから、弱った胃腸が丈夫になります。胃腸の近くには心臓があります。肺があります。胃腸の調子が悪く、膨らむと心臓を圧迫すると、心臓はもっと血液を送り出そうとして動きを早めます。胃の調子によって高血圧や不整脈の原因になることが容易に想像できます。肺を圧迫すると酸素が制限されます。という事で胃腸が調子良くなると ○消化が良くなり栄養が行き渡ると共に  ○内臓が正常に動く ○骨が丈夫になる  ○筋肉が増える       ○脳が活発になる結果として心身ともに健康になります。

胃腸の快適を損なうものは何でしょうか?  ストレスです。(ストレスというのは外部から刺激を受けた時に生じる身体の緊張状態の事です。)胃腸に関係する主なストレスは悪い食べ物や人間関係、暑さ・寒さ等です。

ストレスの解消方法  音楽を聞いたり、運動をしたり、血液の流れを良くする、呼吸を整える等が考えられますが、ストレスのダメージを受けやすい胃腸を丈夫に保つことが大切です。元気がない時は胃腸が弱っている時が多いのです。その為には、弱った胃腸に重労働をさせない事です。

胃腸の重労働を軽減するには  ○必要以上の食べ物を摂取しない            ○消化の良い食べ物を摂取する○良く咀嚼して飲み込む                    ○発酵食品や酢等の消化を助ける食品をとる   上記の様なことを考えると「お粥が最適」となり「お坊さんの長生きも納得」できます。

股関節が悪く、長く歩けない、胃腸の調子がいつも悪い、不整脈がある、便秘がひどくて漢方薬を最大にしても出ない‥‥と、悩んでおられる方がいました。コジマの「玄米粥」を1パック使って頂いたところ、「美味しかった」とおっしゃり、圧力鍋で玄米粥を作り、食べていました。2週間後くらいには、胃腸は快調・便秘は解消とおっしゃっていました。不整脈は、お医者さんの検査後、大したことがないのか、精神安定剤を処方されたようです。私は「玄米粥で直るだろう」と期待しています。ところが、その2週間後位に「体調は如何ですか」と尋ねますと「また、便秘になりました。ガスがたまって…、出ても細いの…」という答がありました。考えられる原因は「ストレスがあり、甘いものが欲しくなるのよ‥‥」とおっしゃっていました。まー、原因はいろいろありますねー。