今回はマグネシウムと言うあまり、なじみのないミネラルの紹介を致します。まずはマグネシウムの効能です。
①カルシュウムと共に骨、歯の材料になります。摂取割合はカルシュウムとマグネシウムが ほぼ2対1が適当です。不足すると骨粗鬆症です。
②神経の伝達物質です。
③血圧のコントロールをします。(血管を拡張して血圧を下げます。)
④代謝や化学反応を司ります。
必要量➡大人で1日に約300mg必要、そして、不足分は約100mgと言われています。 マグネシウムの多い食品は玄米やあわ・キビ・ひえ等の雑穀、野菜、海草、小魚等です。ところが食品の欧米化により、日本人の昔からの食生活、玄米や大麦、雑穀が減り、白パンや白米と牛乳やお肉の高カロリー・高脂肪・高タンパクの食事になりました。加えて、瀬戸内海の汚染により、昭和47年塩田が禁止になり、食塩がにがりを含まない逆浸透膜の化学塩になりました。味噌も醤油も豆腐もミネラルの不足する食品になりました。結果としてマグネシュウムが不足します。すると、先のマグネシュウムの効能とは逆に、骨粗鬆症になり易い、生活習慣病の高血圧や糖尿病になり易い、精神に異常を来し易い、メタボになり易いとなります。これらの病気になると、中々回復しません。病院通いが日課となります。日本の医療費は令和2年で約43兆円、1人当たり約35万円です。
自然食の仕事をしていますと、食事で身体を健康にする・「食養」という言葉が飛び交います。私がこの仕事で選んだ主たる問屋さんが「天味」や「オーサワ・ジャパン」のせいか食養イコール玄米食でした。玄米食で1番最初に大きな効果が見えたのは私の母親です。働き者の母は末の子を出産してから体調が悪く、まず腎臓が悪くなり腫れてきたので手術で取って、1個になり、そのせいか、身体がむくみ、体重が多いのでヒザに無理がかかり、ヒザに水が溜まるようになったので、手術して人工関節を入れました。手術は成功したのですが、悪いことが重なり、退院後の行き場がなくなり、1月に川越にびっこを引きながら引っ越してきて、私と同居するようになりました。2月頃オーサワ・ジャパンの講師から玄米食の話を聞き、「玄米を食べよう」という気になり、玄米食をシュッシュッと音を出す平和圧力鍋で始めました。当時、玄米の質は悪く、圧力鍋のパッキンも耐熱性が弱いと言う不具合がありましたが、玄米を食べ続けていると身体がしまってきて、シッカリ歩けるようになり、夏には、北海道の子供たちをまわり、お墓参りをしてきたのです。フラフラと転職気味で、評判の悪かった私の株は、自然食で母親を丈夫にしたと急上昇しました。母親が63才の時、今から47年位前の話です。
マグネシュウムが不足する初期の症状は ○足がつる ○肌荒れ ○メタボ等です。この段階で食事を改善しますと、骨粗鬆症や生活習慣病から逃れる事ができます。国家財政だけでなく、家計もぐーんと改善します。何しろ、医療費が殆どゼロになり、仕事に専念できるのですから‥‥あなたの夢は末広がりになります。夢を現実にする食事改善の提案です。
1,先ずは玄米を食べましょう。現在は良い炊飯器が沢山でています。
2,自然塩を使いましょう。
3,海草、小魚を使いましょう。
4、サプリで補給するなら友愛のカルシュウム・バランスです。
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